今日は昨夜からの雪、みぞれと、今朝から降り続く雨のため、練習は「中止」です。皆、サッカーしたい気持ちを蓄えておいて下さい。それで、次の練習で爆発させて下さい。
さて、今日は練習はないので、サッカー関連の雑記を書いていこうと思います。
今朝ネットでニュースをチェックしていると、「審判がカードを忘れて、試合中第4審に借りる」という騒動を報じている記事がありました。これに目くじらを立てる方もいると思いますが、こういう珍事も、人間がやるスポーツの面白さなのだと思います。
それとは別の記事、『「ユニフォーム脱いだらイエロー」は本当に正しい判定か?「親友の死への追悼」に議論再燃』というのも発見しました。「ルールの上では警告の対象だけれど、それが人間的な理由からなら認めるべきだ」という意見と、「ルールなんだから例外は認めるべきではない」という意見がこの件に関して議論が二分しているようです。
近年はVARをはじめ、サッカーのいたるところに「機械」が介入するようになっています。選手が審判に詰め寄り、審判は「機械」を頼りにする。もうこの光景は、日常茶飯事となりました。そういうとき、「スポーツマンシップとは何か」を考えさせられます。
上のスポーツ評は今のサッカー、ひいてはスポーツ全体や現代社会に失われつつあるものを思い出させてくれるような気がします。さるSF作家はこんなことを言っています。「恐ろしいのは機械が人間のように考えることではない。人間が機械のように考えるようになることだ」と。
ルールを守ることだけを教えていてはきっと人間は、「機械」のようになってしまうのではないかと思います。ルールとは何か、何のためにあるのか――そういったことを、次代を担う若い世代には、どんどん考えてもらって、「人間性のある社会」を作っていってほしいと思っています。