2年生
今日は「崩し」のうち、「タイミング良くマークを外す」「裏を取る」という部分をキーファクターとしてトレーニングを行いました。枚数をかけてボールを保持した状態からの「崩し」ではなく、想定している攻撃は、「カウンター」のような素早い攻撃です。最終的には今日を含め、最近の練習で行っている「崩し」を、「カウンター」戦術に持って行くのが狙いです。
今日はトレーニングⅢで、上手くいっていない場面を載せました。「どう動こうかな」「いつ動こうかな」と、迷い考えながらプレーしている選手が多いです。そこに成長の兆しがあるので、見てもらいたいなと思います。
ピンクゼッケンが最初点を取る場面がありますが、これはタイミングよくマークを外してフリーになったのではなく、守備側の単純なポジショニングミスです。青もピンクも、どちらもなかなかタイミングよく動き出せず、ボールを持っている選手も、パスを出すタイミングを提供できません。
このトレーニングⅢでしっかり悩んで、そのあと、ゲームを行いました。トレーニングⅢで苦戦した分、ゲームでは少しずつ、タイミングのあった早い崩しを展開する場面がありました。
「カウンター」戦術の運用には、今日のキーファクターの他にも、例えばまだ、
・カウンター戦術そのものの理解(戦術が効果的に発揮される状況の整理)
・カウンターを狙うための守備方法の習得
といった要素を詰めていく必要があります。明後日からの矢田部大会合宿では、時間はたっぷりあるので、特に、頭を使ったトレーニング(ミーティングなど)で、サッカー理解の向上を図り、実戦の中で、カウンター攻撃や素早い崩しをチャレンジしていってほしいと思います。