1年生
今日は「動きながら見る」という要素が今までより多く入ったドリルから練習をスタートさせました。テーマ自体は「動きながらのプレー」で、特に「タイミング」に強くフォーカスして行っています。が、ここまでの練習と今日の練習の違うのは、今日は、守備に強く働きかけたことです。
テクニック面でもう一伸びするためには、動きながら、タイミングを合わせてプレーする「必然性」をもっと顕著に出す必要がありました。一人だけがタイミングを合わせても崩しきれない守備――今日は今後の攻撃の練習の質を上げるために、コーチング自体は守備に対して多く行っています。
上動画は、3vs3+GK+3サーバー(両サイドと攻撃側の底)のトレーニングです。スペースは一見広いですが、パススピードが遅かったり、ボールホルダーのプレースピードが遅いと、すぐにコンパクトを作られてしまう設定です。上の動画でもそういう場面(プレースピードが遅かったり、、タイミングが合わなかったりして崩せない場面)がたくさんあります。ディフェンス側はGKも含めて、今日の働きかけによって、隙があればオフサイドも使いながらオフェンスのプレーエリアを狭めにかかっています。そのため、「とりあえず保持するプレー」は、不利になることはあっても有利になることはありません。
この練習では、オフェンス側はフリーマンと合わせて6人。守備側はGKとあわせて4人。しかし、これがなかなか点が取れない(;゚ロ゚)。選手たち、「くっそー」とかなり悔しそうに練習をしていました。このあとはDFを増やし、フリーマンのプレー制限を一部解いたトレーニングⅢを行い、最後にゲームをしました。
同じ「動きながらのプレーの連動」(動き出しのアクションとタイミング)のトレーニングでも、守備強度によって、全く内容が違ってきます。そういう部分で、今日の練習はとても良いものになりました。オンザピッチでもオフザピッチでも、「周りに気を配る」がいよいよ重要になってきています。