試合開け、2・3年生最初の練習です。
2年生は、「ファーストタッチーからシュート」の部分をトレーニングしました。日曜日のゲームでシュート数が少なかったので、今日の練習を経て、木曜日の試合でどれくらいシュートが狙えるか、楽しみです。また、動きの連続とその継続性に関しては、7月、8月かけて改善していこうと思います。「隙を見せずに常に次のプレーに対して体の準備をする」という点に関して、できるようになるまでは、強く明確に求めて気づかせる必要がありそうです。
3年生、今日は「相手の動きを観て、ファーストタッチを入れる」というテクニックをトレーニングしました。この「相手」というのは、自分をマークしている(アプローチをかけてくる)「相手」です。これが見えるようになってくると、自然と他の選手の動きと、動きの方向を見えるようになってきます。「相手がいる」ではなく、「相手の体の状態(相手の動き)」まで観える、というレベルの「観る」を目指しています。
今週は三年生、木曜日の練習が試合前最後のとレーニングになります。木曜日は、もっと「隙」のない練習をしていかないと、日曜日の試合で、また痛い目を見るような気がします。今日の練習は、一昨日の試合よりはマシだったけれど、まだ各選手、本質的な部分への追求が見られません。「隙の無い状態で戦いきる」ということ、この一点が良くなれば、見違えるようなゲームが出来るだろうと思います。そこに対して、まずは自分で「どうすればいいのか」を追求しきることができるかどうか、選手にはそこを期待しています。
3年生には、しっかり勝負できる選手になってほしいので、監督・コーチという立場では絶対に甘い評価や甘い基準の設定をして誤魔化してはいけないと感じています。自分と向き合って、自分のサッカーを妥協なく追求しようとした選手だけが、自立したサッカー選手になれると思います。3年生、ここが頑張りどころです。学門もスポーツも、つまるところ同じ道に繋がります。文武両道というよりは、文武一道です。木曜日、良いトレーニングを期待しています。