今日は三年生、石神井マメックスさんとの試合でした。
20分×6本の予定……だったのですが、連日の雨のために照明設備に漏電が発生したようで、照明がつきませんでした。そのため、20分×5本程度で終了になってしまいました。マメックスさん、申し訳ありませんでした。また今度、雨でない時にお誘いいたします(_ _)
そんな予想外のアクシデントがある中でしたが、それはそれとして、試合自体は、実りがありました。まず、前回の試合より各選手が、戦えていました。ただし、「頑張る」とか「戦う」というのは競技スポーツをする上で当たり前のことなので、ここを過度に評価するべきではないと思っています。前回よりは良かったけれど、「まだできるよ」というレベルである、というのが正直なところです。
今日のゲームで一番評価できること、良かったポイントは、「ファーストタッチ」でした。ワンタッチ目を動かそうという意識がよく見て取れました。思い返せば、1年ほど前に「ワンタッチ目でボールを動かす」というテーマをもってトレーニングをしていた期間がありましたが、その時は結構不自然さがありました。今日は、自然なタッチで動かせている選手が多かったと思います。ただ、やっぱり基本的なファーストタッチの技術は、もっともっと取り組む必要があるとも感じました。
また、今日の試合では、ボールホルダーの方向付けに対してどう動くか、というのも一つのポイントでした。上記したとおり、ファーストタッチは動かしている選手が多かったので、そこよりも、その方向付けを受けて動く方――サポートが、重要でした。両サイドハーフとFWの選手は、この動きが足りなかったように思います。「足りなかった」というのは、回数というよりも、動きの質です。「タイミング、動く距離、動くスピード、動く方向(どこに動くか)」その辺です。3年生は当然として、試合に出た2年生は、もっと貪欲にこのあたりのスキルに向き合って、来週一週間で向上させていってほしいと思います。
あとは、3年生も2年生も、単純なロングボールに弱いというのがあります。今日もそれは出ていました(それで失点も受けている)。この点に関しては、ポジショニングのスキルというよりも、一番の問題は「集中力」だと私は思っています。隙のない、アラートな状態での練習を、もっとやっていく必要があります。
試合数が少なかったので、出場機会の少なかった選手もいましたが、出場した時間の中で何が出来たかを思い返してほしいと思います。そうすることで、次からの練習で自分のトレーニングポイントを定めることが出来ます。
今日の試合を経て、次のトレーニングで各選手がどういう工夫をし始めるか、とても楽しみです。