今日は三年生の試合、クレセルさんが来てくれました。
今日の試合で一番良かった点は、スピード感のあるゲームが出来たことです。先週の試合よりも今日の方が失点数は多く、勝ち切れたゲームも少なかったですが、先週より試合としては良かったと言えます。
さて、内容の方ですが、この一週間試合のために練習を詰んでいた選手と、そうでなかった選手の差が出ていました。最近は三年生もボール操作、身体操作を丁寧にやってきましたが、それを「試合のために」と考えていた選手は、良いプレーが出来ていました。一方で、「練習だからとりあえずやってる」という意識の選手は、技術ミスで結果を出せていませんでした。
これは完全に選手向けのメッセージですが――二年生から招集を駆けている中で、もう、当たり前にスタメンになれる、とは考えるべきではないです。試合に出るためには、試合で結果を出してください。結果を出せるよう、練習を積んでください。コーチの指示待ち、コツを教えてくれるの待ちの選手は、はっきり言って、試合には出れないでしょう。悔しかったら、自分で勝ち取ってください。よくコーチに「好かれてる」とか「嫌われてる」とか言い訳する人がいますが、サッカー、実力勝負です。チームを勝たせられる選手からスタメンになっていきます。そして二年生は、このチャンスをものにしてほしいと思います。現状、中盤のS君がスタメンに向けて、一歩か二歩リードしています。今日のゲームを真剣に考えて、練習を積めれば、他の二年生にも可能性は充分あるでしょう。中途半端な分析と練習で終わらせた選手・来週のゲームで「結果」を見せられなかった選手は、選ばれないでしょう。それがこの、勝負の世界です。
勝負できていなかった選手、戦えなかった選手――勝つために行動できなかった選手、目の前のボールに執着できなかった選手、コーチがサポートしてやらないとそれもできないですか? いつまで大人を頼りにする気ですか? ――なんて、こんな風に言われて、思われて、悔しくないですか。でも事実、そういう選手多かったですよね。FWなら点を決める、サイドハーフなら攻撃参加でチャンスを作る、セントラルミッドだったらチームの勝敗に責任を持つ、DFとキーパーだったら相手の得点を許さない――できていないのだったら、それは誰でもなく、自分の責任です。言い訳は無意味だから、しっかり練習して、次の試合に備えてください。
――今日のゲームは、そういった大事なことを、思い出させてくれました。