台風ばかりで嫌ですねぇ。子供の時には、大雨とか大風とか、嵐のような日はそれだけでなんだかワクワクしたものですが、今はそれよりも、サッカーがしたいです。今日も、キッズパワーさんとの試合の予定でしたが、天候及びグランド不良のため流れてしまいました。
代わりに今日は、1・2年生はFC東京パークの屋内コートをとって練習をしました。この2週間ほどは、どの学年も、最初のテクニックドリルを一新して行っています。以下、その動画です。
動画は1分間ですが、実際にはこの系統の練習を毎回40分~50分ほどいれています。身体を動くようにする、というのを強く押し出した練習です。動画の中でちょっとコーチングの声も入っていますが、動きを「習慣」にすること、それがこの練習の一つの目標です。また、この練習は2~4人一組で行うので、1分あたりのタッチ数、運動量はばっちり確保できます。この練習の後は、対人・グループでのトレーニングに移行します。
動画ではちょうど、クライターン・フック(C・ロナターンと私は勝手に呼んでいます)のフェイント課題をやっている所です。40分で10種目くらいやるのですが、動画のコレは、選手が難しがっているものの一つです。動画見てわかる通り、苦戦していますね。これを、何回も何回も繰り返して修正をかけていくことによって、身体が賢くなって、当たり前に動けるようになってきます。もちろん、取り組み方によってその習得・上達速度はまちまちだとは思いますが。
プレースピードを強く要求されるようになっている現代サッカー。プレースピードと言ったとき、「判断」のことばかりが出てきます。しかし、頭の中だけを早くしても、実行する身体がその速度を出せなければプレースピードを上げることはできません。頭と身体、両方のアプローチからプレースピードの向上を図っています。