市のグランド施設の利用が6月1日から可能になりましたので、クラブとしても早速、6月2日火曜日から、活動を再開していこうと思います。当然、可能な限りの感染予防対策をとりながらです。

 

新型コロナウィルスへの対策の継続は勿論ですが、トレーニングとしても、再開後はかなり気をつけながら行っていかなければなりません。なにしろ、三ヶ月以上もチーム練習ができなかったので、まずは、しっかり動ける状態にコンディションを整えていく必要があります。

ありがちなのは、一週間、二週間でコンディションを戻してやろうと焦ってトレーニング強度を上げてしまうことでしょう。しかし、無理な運動は怪我のリスクを上げ、身体のバランスをかえって悪くしてしまうだけです。段階を踏んで、少しずつ状態を良くしていくことが大事です。以下、参考動画です。

まずは自分の状態を把握すること、これが最重要です。恐らく、まだ自分は70%、80%くらいでのプレーができると思っている選手が多いと思います。しかしその認識は、大変危険です。どんなに自主練をしていたとしても、身体の状態は50%くらいからのスタートになると考えるべきでしょう。

上の動画では、100%に戻すまで5週間という目安が出ています。しかしクラブとしては、6週間はかかるだろうと踏んでいます。なぜなら、これからちょうど①梅雨の時期に入ること、②気温の上昇への対応、という二つのことを考えなければいけないからです。100%までコンディションを整えるメニューやトレーニングスケジュールは6週間を目安として、昨日組み終わりました。

 

早く11人制のゲームがやりたい! という声もあるでしょう。そりゃあ、正直なところ、コーチだってやらせてあげたいです。が、そこでよく考えてみてほしいと思います。競技スポーツとしてサッカーをするアスリートだったら、今何をすべきでしょうか。怪我のリスクや自分の状態を考慮せずにボールを蹴る選手は、果たしてサッカー選手・アスリートと呼べるでしょうか。

 

練習再開は嬉しいことですが、だからといって、急にゴリゴリ対人戦ができるわけでも、ゲームが出来るわけでもありません。感染症対策やオフザピッチに関しては、キッチリやっていく必要があります。あくまでクラブの活動は’お遊び’ではなく’真剣勝負’。活動再開に浮かれるのではなく、また仲間と真剣勝負が出来るというワクワクを抱いてきてほしいと思います。

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土曜日, 5月 30th, 2020 at 5:21 PM
Category:
雑記
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