矢田部大会二日目、今日も良い天気です。

1年生 第一試合

vs 鹿島中学校

0-3

敗因は明らかな準備不足でした。身体を作る、闘う気持ちを作る、前ゲームからの改善部分をしっかり確認しておく――そういう部分ができていませんでした。実は昨日の夜のミーティングでその部分の話をしていたので、「ほらね、こうなるでしょ」という感じでした。(試合後、選手たちに指摘したときには、そんな穏やかな口調では言いませんでしたが)

1年生 第二試合

vs 牛掘中学校

1-0(マヒロ)

サッカー選手としては屈辱の第一試合の後、流石に悔しいと思ったのか、まずいと思ったのか、試合中の「やるべきこと」を仲間同士で共有しようという努力が見られました。

2年生 第一試合

vs 干潟中学校

2-1(リク、ユウシン)

昨日のゲームよりもプレースピードを上げた中での崩しを試みました。二年生は、オンザピッチ、オフザピッチともによく集中できていて、この試合も、昨日のゲームより速い攻撃の努力が随所に見られました。こういう勝ちは、チームの自信になります。

2年生 第二試合

vs  下稲吉中中学校

0-3

……自分がスケジュールミスをしてしまって、2年生にはこの試合、ほとんどノーアップでやらせてしまいました。みんな、ごめん。3失点の要因は、ここに原因がある模様。肝心の内容ですが、1試合目のように、プレースピードを上げての攻撃を行い、再三チャンスは作れていました。しかし――最後のフィニッシュで決めきれず……。U-14フレッシュカップでも「フィニッシュの質」は課題としてあがりましたが、その時には今のような積極的な攻撃の回数は少なく、チャンスそのものの回数やそれ自体の質も低かったと思います。今日の試合はまさに、「フィニッシュ」といっても、キックそのもののスキルの課題がありました。(練習ではさらにこのスキルを分解して、向上を図っていきます)

第三試合

HIBARI U-13 vs HIBARI U-14(紅白戦)

1-6点くらい

本日最後の試合は、1年生対2年生でしめくくりました。前回と違い、今回は2年生の圧勝。その差は、身体能力的なものではありませんでした。合宿を通して、1年生と2年生、よりサッカーに真剣に向き合っているのは2年生だった、ということの結果が出たかたちです。1年生は先輩を間近で見て、そして試合をして、肌で感じ取ったのではないかと思います。しかし今回の試合の中で、1年生が最も「動きながらのプレー」に取り組んだのも、このゲームでした。

大会合宿まとめ

2年生はTリーグに向けて、戦えるところまで来たのがよくわかる合宿、試合でした。しかし、公式戦で勝ちきるためには、あと少しの「何か」が必要です。その「何か」とは一体何でしょう。今回の真剣勝負の中で、選手には「何か」の尻尾が見えたかもしれません。それにしても、近くで見れば見るほど、2年生は「応援したくなるチームになったなぁ」と感じます。是非クラブを背負って戦ってほしいと思います。

1年生はこの合宿、とにかくたくさん、「悔しい」そして「不甲斐ない」と思う経験をしたのではないかと思います。その失敗の中で、サッカー選手として必要なことが見えてきたのではないでしょうか。自分の感情に任せて、楽な方に行動するのは簡単です。ある種の満足も感じるかも知れません。でも、何かを成し遂げたい、上達したい、そういう目標があって達成したいなら、「やりたいこと」と「やるべきこと」は違ってくるものです。そのことの意味を心で感じたときに、「サッカー好きの子供」から「サッカー選手」へと進化が出来ます。とにかく、言葉より実践――何を感じ、何をやるのか、楽しみです。

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日曜日, 2月 2nd, 2020 at 10:03 PM
Category:
合宿, 試合
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