夕方は3mmの雨だということで色々準備していたのに、今日は降らないなんて……降らなきゃ降らないで拍子抜けです。おかげでスクールのほうは早々「中止」にしてしまったというのに。ちなみにですが、雨量の1mmというのは小雨、2mmは傘が必要な雨、3mmは「結構降ってるね」と思うくらいの雨だそうです。「結構降ってる」中での練習、ちょっとやりたかったな、とかちょっと思っちゃいました。
さて今日は、1年生は途中まで小山コーチによるキック/シュートの練習、途中から練習会の6年生と一緒に練習でした。やったのは、ボール操作のスキルです。「ボール操作」というと、ボールをこねくり回すイメージがあって、使うのをちょっと躊躇ってしまうのですが(何か良い言葉あるかなぁといつも考えています)、「ボール操作」というのは、(比較的)判断を伴わない、純粋なボールタッチのスキルのことです。「ドリブル」だけではなく、コントロールやパスも、「ボール操作」です。HIBARI FCはここを、特に大事にしていきたいと思っています。ボール操作を誤魔化しても先々いいことありません。例えば――つま先のクッションコントロール、当たり前に出来る選手って、案外少ないんですよね。そういう小さいところを、しっかりやっていきたいと思っています。
前書きが長くなりましたが、一年生+練習会のほうは、主に以下三点を伝えられるようなトレーニングを組みました。
①クッションと骨の使い分け。
②ミスしてもプレーを続行する。
③上半身をリラックスさせる。
このうち③は、ちょっとやりきれなかったなと、反省です。一回の練習で改善しきりたいんですよね。①、②に関しては、身体に落とし込むことが出来たと思います。ボール操作は年齢関係ないので、別に「できない」のは恥ずかしいことではありません。ただ、できるようになれば良いだけの話です。これをすっ飛ばして、スピードで誤魔化して、「できている気になる」方が後々大変です。「出来ている気」でやっていると、その「傲慢さ」が抜けきらなくなり、自分のミスに気づけなくなるのです。だから今のうちに、ボール操作のスキルに向き合わないといけません。
他方2年生、今日は90分、小山コーチによるキック/シュートのトレーニングです。小山コーチの得意分野というだけあって、かなり良い練習になったと思います。最初の20分で「上手くなっていた」という、良い練習の典型でした。あとは2年生、これをしっかり身につけていけるかどうかは、自分の責任です。部品を組み上げるのは、選手の仕事です。今日は、かなり良い部品――品質の高いパーツを手に入れたのではないでしょうか。